事例 Case

直線開先を取る機械だと、厚い板への開先や大きな開先は加工できないので、厚いものは溶断での開先を依頼されることが多いです。 R開先は、丸穴の内側ならドリルでもできますが、外側や変形穴の内側の開先は機械加工だと大変です。溶断でも難易度は高いですが、機械加工の負担や手作業でサンダーでの開先を取る負担を減らせるので、お客様に頼りにしていただいています。 開先だけのご依頼を受けることもあります。お困りごとがありましたらご相談下さい。

大きさのわりに開先や立体切断箇所が多く、手間のかかる溶断品です。

直線開先とR開先がある形状です。

お預かりした現物部品を計測して、形状溶断、開先溶断をしたものに機械加工を行って製作しました。

19mm厚の寸法切りに対して、鋭角の開先溶断をしたものです。曲がりを最小限に抑えました。

140mm厚　型切りの端部がRになっている形状なので、開先の開始部分の難度が上がります。

200mm厚　形状の複雑な大きな開先までの溶断品です。

140mm厚　型切りのサイドに開先のような二次切断をしたものです。一次切断の面と位置が合うように溶断しています。

150mm厚　寸法切りに溶断開先を取り、その開先面を基準とした溶断穴をあけた製品です。寸法切り、開先、穴あけの全ての作業で精度を保たないと最終的な寸法が大きくずれてくるので、難易度の高い仕事です。誤差は10mm未満で収まりました。

240㎜　240tに対してルートフェイス2～4mmくらいの開先を取りました。

100㎜

220㎜

150㎜

220㎜

330㎜

200㎜

240㎜

50mm

110mm厚。２メートル以上の長さの寸法切りに対して、両側を大きくテーパーカットしたものです。できるだけ曲がりを抑えつつ切断する必要があります。

240mm　板厚240mmで長さ2メートル以上の型切りに対し、長手方向にC160の大きなガス開先を取ったものです。